北区NPO・ボランティアぷらざ
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現在地:ホーム発行物過去のぷらざ通信2022年9月号>KiVoぴっくあっぷ(2022年9月)

KiVoぴっくあっぷ
  ☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
  指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。

「わくわくドキドキ市民活動」は、『みにきたWeb(北区市民活動情報サイト)』登録団体を広くご紹介するページです。
今月は、「北区で子どもの遊ぶ場をつくる会」のメンバーの方に団体紹介をしていただきます。

北区で子どもの遊ぶ場をつくる会

 

◆北区で子どもの遊ぶ場をつくる会のミッション

 当会は「子どもは自ら育つ芽のようなもの。子どもたちが生まれもった力を引きだす環境を拡げたい、増やしたい。」という想いを掲げて活動しています。
 そのために、プレーパークを開催して子どもたちの「やりたいことができる」、「やりたいことを引き出せる」環境をつくっています。また、講演会やセミナー、出張プレーパークの企画運営を行い、地域の大人が子どもの自由な遊びを受け入れ、見守れる環境を拡げます。

◆プレーパークについて

 2001年9月に北区で初めてプレーパークを開催しました。数回の不定期開催の後、北区政策提案協働事業を経て2012年より北区プレーパーク協働事業(補助金事業)になりました。プレーリーダーや補助スタッフを配置し、定期開催に繋がっています。
 プレーリーダーは、プレーパークに常駐する専門家です。現場の安全確保をしながら、子どもに寄り添い、子ども自身が遊びを創りだす環境を整えます。

◆子どもが育つ環境の現状と課題

・知識を身に着けることが優先されて、実体験が不足しがちであること。
・地域の交流が少なくなり、学年単位での遊びに留まっていること。
・子どもの遊ぶ場は、学校の敷地内か家に限定されつつあること。
・スマホやゲームなど、子どもを惹きつける商品が身近にあふれていること。
・大人がケガを恐れるあまり挑戦自体ができないこと。
 これらの環境の中で育つ子どもたちは、やりたいことができません。子どもにとって、やりたいことができないということは、そこから生み出されるはずのエネルギー、知恵、集中力、想像力、コミュニケーション力、自己効力感が得られないことにつながります。何かしら窮屈さを感じてイライラしたり、自信がなかったり、やる気がない子どもたちの増加は、子どもの育つ環境の質が大きく関わっているのです。

◆2度目の政策提案協働事業に挑戦 外遊び×未来の人育てプロジェクト避

 子どもが子どもらしく育つ環境づくりには、大人の意識を変えることが必要だと考え、2019年度〜2021年度の3年間、2度目の北区政策提案協働事業に挑戦しました。
 4つの対象(乳幼児の親、幼児〜低学年の親、放課後に関わる大人、一般の大人)に向けて3年間で大小さまざまな規模で講座や講演会を行いました。コロナ禍ではZOOMを活用したオンライン開催のスキルを獲得し、予定した事業を全て実施しました。
 3年目の講演会で講師の茂木健一郎氏(脳科学者)は「子どもの脳は遊びを通して育つ、遊びなくして脳は育めない。遊びは脳にとっては栄養であり、遊びは脳の学びに決定的に重要だ」と脳科学からみた遊びの重要性を説かれました。「プレーパークはとても大事だ」と幾度も言われました。この内容を小冊子『遊ぶ!と育つ!』にまとめ、プレーパークの現場で配布しています。

◆これからも応援をお願いします!

 プレーパークにいる子どもは、自分で考えて行動し、失敗しても怒られません。人と違ったことをやっても認められます。プレーパークで元気を取り戻す子どもはたくさんいます。地域の中でこのような環境が増えれば、子どもたちはもっと子どもらしく育っていけることでしょう。今後も地道に努力してまいります。

北区で子どもの遊ぶ場をつくる会 代表 佐古恵子


北区で子どもの遊ぶ場をつくる会

(1)設立
子どもが外で存分に遊べない環境を改善するため、2001年9月十条台のいなり公園で北区初の「プレーパーク」を開催。2009年北区政策提案協働事業に採択され、2012年以降は北区プレーパーク協働事業(補助金)として開催。

(2)活動目的
子どもの育つ環境が厳しくなっている。知識を身に着けることが優先され、実体験が不足しがちなこと、子どもの遊ぶ場が学校の敷地内か家に限定されつつあること、スマホやゲームなど子どもを惹きつける商品が身近に溢れていること、大人がケガを恐れるあまり挑戦ができない。この現状を改善するために、プレーパーク(冒険あそび場)事業や講演会や講座など啓発活動を行っている。

(3)活動状況
区内数か所の公園で年80回程度プレーパークを開催。外あそび親子講座などを適宜開催。

(4)会員数
80人 正会員は子育て世代が多い。賛助会員は子育てが終わった元正会員の方が多い。

(5)会の運営
理事会、現場スタッフの定例ミーティング。年会費2,000円ほか。

(6)活動を通して得る(得た)もの
プレーパークに必要な人材育成の結果、現在3人のプレーリーダーと10人の補助スタッフを擁している。

(7)近日中の参加可能な活動
プレーパーク事業の体験。(日程はHPをご確認ください)

(8)PR
子どもは自ら育つ芽のようなもの。子どもたちが生まれもった力を引き出す環境を拡げたい、増やしたい、と考え活動しています!

(9)連絡先
<メール>kitaasobo@gmail.com
<HP>https://kita-asobo.jimdofree.com/

ボランティア情報が探せる!
みにきたWeb 北区市民活動情報サイト
http://minikita.genki365.net
ぷらざで登録を受け付けています。
※2022年9月1日より https://minikita.genki365.net に変更となります。

この団体も登録しています。

※この記事について写真を多数使用した壁新聞『ぷらざNews』をぷらざサロンコーナーに掲示します。ぜひご覧になってください!

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